■ kimama 短歌集
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一握の砂に寄せて

 ひとり言のように記してみたく・・



一握の砂 9万6,276字

凄いですね, 初めて知りました.
啄木が好きだと, 常々思っていながら, 肝心な事は
何も知らない, わかっちゃいない・・
改めて勉強不足を実感.


***


次頁(Next)次頁(Next)次頁(Next)どこへも着けぬ 
  ぐるり巡りて此処に来る 

  一握の砂


 

己が名をほのかに呼びて
涙せし

十四の春にかへる術なし (啄木)



この短歌に出会ったのは, いったい幾つの私だったのだろう・・
あまりの衝撃で驚いたまま, いったい何年過ぎたのだろう・・

ふと思った, 2008年も間も無く終わりだと言うのに・・
結局人は,幾つの春にかへる術もない, のですね.



不来方のお城の草に寝ころびて
空に吸はれし

十五の心 (啄木)



啄木にとって, 14, 15歳と言うのは,
本当にかけがえの無い, 大事な時期だったというのが,
しみじみと伝わって来ます.
いつ読んでも, 思わず空を見上げたくなり・・
そして室内の天井を見上げる私です.



わが心
十五になりて何処其処に
吸われなかったか

忘却の中


今頃振り返ってみたところで,
詳細など記憶を辿ろうにも,
さっぱり無理なのかも・・ ???




待てよ今ふひに繋がる回路在り

わが憧れし
詰襟の事




詰襟とは

そう間違いなく男子の制服のこと・・
女子であっても, 時としてその制服は魅力的に見えるもの.
そんな制服を着る事ができてしまうような,
そんなラッキーチャンスが来ました^^



十八の 

体育祭の応援で

美形男子の制服を着る



笑顔の優しい,
今で言えば間違いなく【イケメン】君 (笑
私がそんな彼の制服に, さりげに袖を通しても,
嫌な顔もせず, そっと見ていてくれたのを
私は仄かに嬉しく感じていたのです.

淡い恋心?

その彼が, 数学のテストを返してもらった時,
丁度, 席が隣で, 私の答案をちょっと貸して・・
というような事を言うので,
差し出すと・・

「すごい!」

とか言われたのですが,
何が凄いものですか・・
僅かに平均点を上回っていただけの点数でした.

彼は数学が不得手だったのかな^^
あぁ・・
高校の同窓会ないかな〜

今急にそんな気持ちが湧いてきました.




小柄なる家庭教師は微笑みて

東校の
制服を着る



当時, 私には家庭教師をつけてもらう,
という贅沢な状況にありました.
数学の苦手な私に, 母が心配をしたからでしょう.

ところが・・

その家庭教師は, 確かに優秀であったと思うのですが,
ある日, 私の制服を着てしまいました.

「コスプレ〜」^^;

いつも洋服ダンスの取っ手に懸けてあるのを見て,
「いつか着てみたいと思っていた」
と言ってたのを, つい先日のように思い出します.

自分の彼女を【麗人】と言う言葉で表現していました.
メロメロだったのでしょう.
因みに・・
そんな彼女に, 私が少し似ているとかも・・

冗談も休み休み言いなさい!



次に歌は, 高校教師(現代文)に纏わる歌・・



新しき【現の証拠】を手に取りて

徽章の謂れ
言ふ教師あり



現の証拠(ゲンノショウコ)というのは, 東校の校章の事です.
薬草の現の証拠の形をしていました.
その教師は, まさに博学と呼ぶに相応しい
素晴らしい人格者でした.

私が教師になって間も無い頃,
電車の中で偶然会った折り,
「私の事を覚えていらっしゃいますか?」
と尋ねたら・・
覚えていると言ってくれました.

最高に嬉しかったです.
おそらく・・
私の席がいつも一番前であったこと・・
(くじ運が悪かった^^;)
そして
現文の成績も一番であったこと(笑
が, その理由でしょう・・ オイ!



***


色々, 啄木絡みで・・

つらつらと六首,
過去の記憶を辿りながらの, 楽しい短歌作りとなりました.

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